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ブラスの快楽

2005年5月28日

「ブラスの快楽」という本が音楽之友社より刊行されました。

著者はバルカン(ロマ音楽)事情通として国内に並ぶ人のない関口義人さん。

世界中のありとあらゆる音楽をブラス(管楽器)という観点から系統だてたCDガイド・ブックです。

取材及び音集めの段階から協力させていただきましたので、紹介されている600タイトルのうち、かなりの割合でジャニスに在庫している物が含まれております。まもなく特設コーナーを設置する予定ですので、お楽しみに。

吹奏楽団とブラス・バンドの違いや、なぜジャズでは管楽器がよく使われるのかとか、為になる話も満載です。本店では販売もしてますので興味のある方は是非お読みください。特に管楽器奏者は必携ですぞ。

[目次を紹介]

プロローグ ブラスという快楽
第1章 ブラスは世界を巡る—音楽には国境がある!
第2章 国家主義と軍隊:統制のエクスタシー—トルコの軍楽から吹奏楽へ
第3章 管の中を吹き抜けてゆく風—管楽器の構造と吹奏楽/現代音楽
第4章 喇叭は民衆とともに—中央ヨーロッパ、メキシコ、アジアのフォーク・ブラス
第5章 左翼はブラスがお好き?—イギリス、フランス、イタリアの伝統と現在
第6章 ブラスバンド・リバイバルとセカンドライン—ニューオリンズのガンボ・ブラス
第7章 脳髄にはペット、子宮にはサックス—ブルース、ビッグ・バンド、モダン・ジャズ、ソウル
第8章 ブラス・オン・ザ・ロック—英米のロックが活用したブラス
第9章 ソーシャルでモンドなお洒落ブラス—ムード・ミュージック、サウンドトラック、ダンス・ミュージック
第10章 享楽主義者たちのラティーノ・グルーヴは下半身に効く—中南米〜カリブ海のブラス:キューバ、ジャマイカ、ブラジル
第11章 マザー・アフリカに響き渡る管楽器の躍動—アフロ・ポップ、アフロ・ビート、アフリカン・ジャズ
第12章 離散者(ディアスポラ)のたわ言/饗雑の快楽—ジューイッシュ・ミュージックとジプシー・ブラス
第13章 辺境に響くブラス—ヨーロッパのエッジからアラブ、中央アジアへ
第14章 異形モード〜解体から粒子への響きへ—現代音楽、フリージャズ、エレクトロニカ、音響系
第15章 ニューヨーク・セレネード・イン・ブラス—マンハッタンを揺らすブラスの系譜
第16章 極東のブラス大国、JAPAN—吹奏楽からジャズ、ラテン、スカまで
第17章 脳内ダンス=コンポジット・ビートが示すブラスの未来像