ホーム>ディスクレビュー>>無罪モラトリアム / 椎名林檎

ディスクレビュー DISC REVIEW

« 前のレビューへ | レビュートップ | 次のレビューへ »

無罪モラトリアム / 椎名林檎

無罪モラトリアム / 椎名林檎

林檎嬢の1stは10代であるが故の自己顕示に溢れた名盤。その稀有の才能とグランジ精神に加え、偶像化される自身への自問自答は彼女を歌舞伎町はおろか日本の女王にした。その表現方法や言葉遊びは巧みかつ危ういほどに新鮮なものであるが、そこに本作の本来の価値があるとは思えない。椎名林檎であること。女性であること。人間であること。弱さや強さ、事の善し悪し等はいつか矛盾を生む。ひとりではいられないから。だから狂おしくも愛しくなり、痛みがついてまわる。勝手な見解でも私はそう思う。ちなみにお嬢は本作以降、アルバムを企画もの含めて3作品残し、現在は自身のバンド東京事変にて活躍中。

アマゾンで買う

関連アーティスト

レビュージャンル